═ 事後学習のご案内 ═
2024.02.06.
研修お疲れさまでした。
慣れないリモート環境下での学びでしたが、いかがでしたでしょうか。
さて、人間は忘却の動物です。この学びを生かすも殺すも皆さん次第です。皆さんが、自分の生きた時間を大切にしよう、自分の人生の充実と多幸に責任を持とうとするなら、是非、学びを活かしてください。
研修心得八ヶ条の「二、」でも、「たかだか2日間、他者の話を聞いたからと言って、そうそう人間が成長するわけがない。人間はそんなに単純な生き物ではない」と紹介申し上げています。そしてだからこそ"仕込み"が重要。そして「四、」よろしく"仕上げ"も重要なのです。
「やりっぱなしはなにもしないよりまだ悪い」
との教えもあります。先ずは研修当日2日間の学びをしっかりと精査、そして正しく概念化すべく研修レポートを作成、提出してください。
そして気づきと学びの概念化をより確かなものとし、決意したことをやらずにはいられないよう、また決意した以上、後には引けないような仕掛けを講じてください。学びの内容と、故なる新しい行動スタイルを職場で発表なされるとよいでしょう。もちろん、それが職場活性にも、そして部下や配下の指導育成にもつながるのですから。
そのような仕掛けの数々を下記に詳しくご紹介しています。そしてプラスα、学びの価値を増大するために、その他幾つかの事後学習を併せてご用意しています。
下記をよくご覧頂き、得心のうえ、必須課題は納期厳守で、推奨課題はご自分のペースで、しかし着実にそれらを実行していってください。皆さんの人間性を高めるために。皆さんと、皆さんを囲む周囲の人々の人生の、更なる充足とご多幸のために。
研修日程
第1カリキュラム 2024年2月5日(月) 8:50~17:20
第2カリキュラム 2024年2月6日(火) 8:50~17:20
事後手続き及び課題
※事後手続き及び課題は1.~5.まであります。
1.修了報告(※必須)
■納期
①上長報告:1回目・・・第1カリキュラム修了時直ちに
2回目・・・第2カリキュラム修了時直ちに
②職場報告:研修レポート作成後直ちに
■内容
①上長報告
方法:対面・電話・メール等
項目 a:研修名称及びテーマ、該当カリキュラム、その日の学びの骨子(セッションタイトル)
項目 b:本日の学習で一番心に残ったこと
項目 c:後日、報告書(研修レポート)で仔細の報告を行う旨約束
項目 d:後日、朝礼またはミーティングの席で職場全体に報告を行うことを約束。不在者対応として併せてEメールで同様の発信を行うことを約束。
項目 e:本webページのURLをメール添付で送信し、事後課題についての内容共有を依頼。
項目 f:非日常を担保するよう講師から言われている旨断りを入れ、基本は退勤又は業務終了する旨報告。
※上記全項目を報告
②職場報告
方法:朝礼やミーティング時での対面発表及び不在者対応を兼ねてEメールを使った職場全員への同様発表
項目 a:研修日時と研修名、研修テーマ、学びの骨子(セッションタイトル)
項目 b:研修レポート【B欄】三大気づき(場合によっては補足)
項目 c:研修レポート【C欄】【D欄】を、「自らの不足部分」と「それを補うためにこれから具体的になにをするか」について、対になるように発表
項目 d:研修レポート【A1~6欄】から、上記以外に紹介しておきたい主だった気づきを抜粋して発表
項目 e:研修受講(=今回の学び)の純粋な感想、反省を、職場活性志向で発表。
※上記全項目を発表
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2.研修レポート作成・提出(※必須)
■納期
作成納期:第2C修了後7通常営業日以内・・・2月16日(金)17:20 迄
上長回覧納期:第2C修了後10通常営業日以内・・・2月21日(水)17:20 迄
(人開)提出納期:上記翌日・・・2月22日(木)17:20 迄
■作成及び取り扱い要領
研修中にチャット公開したURLリンクにてYouTube動画で確認
■補足注意事項!
研修レポート【D欄】内容は、今までにない、新たな取り組みであることが基本。今までと同じようなことの延長線上には、今までと同じような状態があるか、またはマンネリ化によって今よりも堕落した状態が待ち受けているもの。この観点で、研修レポート【D欄】は作成後に要再確認。万一、これといって目新しいことが謳われていないようであれば、修正してから提出。
また、「心がける」や「意識をする」程度の中学生レベルの対策に終始せず、泥臭く、実践的、言動レベルで対策を述べること。もちろん、そうであるからには「いつまでに(いつ)、なにを、どれくらい、どうする」のうち幾つかが謳われているべき。
※曖昧表現の忌避ついて参考となるブログ記事(下記URLをクリック)
http://blog.livedoor.jp/lifeworkers/archives/10482286.html#main
■事後推奨事項
(人開)提出後の研修レポートは、印刷してテキストと共に保管し、テキストと共に振り返り学習の用にあてることを推奨。
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3.研修レポート【D欄】 の着実な実践(※推奨)
■実践時期:研修レポート作成直後から実践
実践は、不言実行ではなく、有言実行で取り組むべき。不言実行は個人の美徳かも知れないが、組織活性の観点ではイマイチ。なにより、そもそも企業活動やビジネス行為は「有言実行」の行動様式が基本。職場報告で【D欄】について発表する意義はそこにあり。
また実践について、職場メンバーへ中間報告を入れると、職場活性の観点でより素晴らしい取り組みとなることは言うまでもない。凡そ月に1度、朝礼やミーティングの席、或いはメール同報などで3度(3ヶ月間)実施することを推奨。
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4.「組織生成論(機能型~)」テキスト虫食い文章の穴埋め推敲と自己添削(※推奨)
■実施時期:研修修了後2週間以内
※但し上記は目安につき これを過ぎても実施すべき
■手順
① テキスト1-7頁の虫食い穴埋め(復習)
※先ずは、自身がテキストに残したメモを頼りに、自力で穴埋め推敲。
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②テキスト8-9頁 図(5)-(7)の模範テキストメモの転記(自習)
※次に「共同体型組織の成り立ちと価値観」(8-11頁)の穴埋め推敲に役立つよう、未履修部分テキストの図(5)-(7)と、その直下のポイントメモについて、仮に当該部分を履修した場合のテキストの模範メモが下記に公開されているので、これを転記し。その意味するところを推察。
↓
③テキスト8-11頁の虫食い穴埋め(自習)
※「共同体型組織の成り立ちと価値観」(テキスト8-11頁)については未履修だが、しかし皆さんは25-30年間近くも共同体型組織の一員として活動してこられた。そういった意味では"ベテラン"共同体型組織員と言える。自身の共同体型組織員としての経験をもとに、また図(5)-(7)によるヒントを手掛かりに、純粋に、楽しみながら穴埋め推敲する。
↓
④自主添削(自習)
※最後に、穴埋め推敲した全ての虫食い部分について自主添削。模範回答は下記に公開。
学習効果を担保するため、全ての穴埋め推敲が終わるまでは下記模範回答を見てはいけない。
自身の推敲が合っていようが、間違っていようが、自分で考え、添削し、学ぶことが重要。これによって「アハ体験」が生じ、それが脳を活性化させ、より高精度の概念化を促す。
< 図(5)-(7)の模範テキストメモ >
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自身の力で穴埋め推敲が完了した場合のみ下記参照。そのうえで自身の回答を添削し、アハ体験を楽しみながら、学習概念を効果的に精査、ブラッシュアップする。
<記号付虫食い部の模範回答>
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5.既習事項の復習と補完学習(※推奨)
■実施時期:研修レポートの作成と併せて直ちに
人間は忘却の動物である。1日あたりの復習範囲を細分化して定め、当初は毎日振り返り学習を行うことを推奨。
当初2週間・・・毎日実施
次の2週間・・・2日に1度実施
次の2週間・・・3日に1度実施
次週以降 ・・・週に1度実施
繰り返しになるが、1回や2回、研修を受講したからといって、人間はそうやすやすと成長するものではない。人間はそんなに単純ではない。意図したよりよい変化(=成長)のためには、気づきを活かす思い切った行動や、既習事項の繰り返しの精査と再概念化など、事後の熱心な取り組みが必要不可欠。
どれだけ短い期間であったとしても、最低3ヶ月程度は熱のこもった復習期間を自主設定し、気づきなおし、学びなおし、そして都度ブラッシュアップした再概念化と併せて、日々「できる化」を進めていくべき。
成長は、要はそうした具体的な取り組みを「やるか」「やらないか」にかかっている。気づきも、ひらめきも、「なるほど」「そうか」の感嘆詞も、すべからく成長のためのきっかけに過ぎない。自分自身と周囲の人々、そしてその連関の延長たる人間(じんかん)の、よりよい成長、進化、発展のため、学びを止めないよう心すべし。
還暦の講師自身、日々気づき、学び、行動を整え直し、概念を進化させ、成長し続ける日々にあり。共に成長しよう。
以上