事後学習のご案内
2023.05.13.01:18 課題の案内順を、よりわかりやすくするために、一部時系列に従って並べ替えました。"研修前アンケート①②"の分析と気づき抽出があってからの研修レポート作成です。
2023.05.10.
研修お疲れさまでした。
貴重な気づきがたくさんあったものと思います。
しかし、いくら感嘆詞が伴うような痛烈な気づきであっても、そのままではどんどんと色褪せていきます。人間は忘却の動物なのです。
つきましては、そのようなことにならぬよう、幾つかの事後学習を提示申し上げておきます。
事後学習には必須の課題と任意の課題があります。任意課題については決して強制されるものではありませんが、学習を無駄にしたくない誠実なかた、学習意欲の高いかたなどは、是非、お取り組み頂きたく存じます。
「やりっぱなしは、なにもしないよりまだ悪い」という教えもあります。しかと学びの総括をなさり、学びを実践へ活かすべく弾みをつけてください。
尚、任意の事後学習につきましては、お取り組み頂いた内容を、口頭で結構ですので簡単に研修事務局さままでお伝え頂けるとありがたく存じます。事務局さまで記録し易くなります。
皆さまの益々のご成長、ご発展を心より祈念申し上げております。
研修日程(全2カリキュラム)
第1日程:2023年05月10日(水) 09:00~18:00
第2日程:2023年05月18日(木) 09:00~18:00
事後学習課題
1. アンケート①②の分析と気づきの抽出(※必須)
研修レポートの作成において、"研修前アンケート①②"からの気づきの抽出はマストです。研修レポート3大気づきのうちの1つは、"研修前アンケート①②"からの気づき群より抽出して頂きます。よって研修レポート作成前の実施が必要です。
(以下"←"まで2023.05.13.01:12.追記)
[→]尚、5/12(金)朝一番で、"研修前アンケート①"のリチェック版をリリースしています。どの質問に、どのような素直な回答をすると、仕事に対する意識や価値観が成熟する方向に向かうのかを確認できます。また、それに対して現状のご自身の意識レベルが、どのような乖離状態にあるのかについて気づきを得るのに役立ちます。延いては、仕事に対する意識や価値観、考え方の歪みや偏り、場合によってはそのことによる固定観念にまで気づくことができます。もちろん事後、ご自分の意識や価値観向上のツールの一つとしてお役立て頂けます。[←]
2. 研修レポート作成・提出(※必須)
■第1日程
直属上長提出納期 … 05月15日(月)15時
研修事務局提出納期 … 05月18日(木)15時
■第2日程
直属上長提出納期 … 05月23日(火)15時
研修事務局提出納期 … 05月26日(金)15時
納期厳守で取り組んでください。
作成要領はこれまでと変わりません。万一要領を失念している場合は、メールでお問い合わせください。過去の研修レポート作成要領動画をリアップいたしますので、そちらをご覧頂きます。
尚、今回の研修レポートは「学びの成果"追究シート"」作成の元資料となります。同追究シートでは3つの観点で決意、実践して頂きます。当然研修レポートの3大気づきは、それに符合します。従って、研修レポートの3大気づきは以下の3観点の気づき群から、それぞれ1つずつ抽出されるべきです。
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Session"0" 研修前アンケート①②
Session"2" 固定観念の罠
Session"3" 動機付け論
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また毎回、研修レポートの質が低いかたがいらっしゃいます。研修レポートは学習の総括であり、学習の概念化に相当します。研修レポートの質が低ければ、当然総括も学びの概念化もレベルが低いということになり、そこから先の学びの実践については言うに及ばず実効性に欠けるものになってしまいます。以下について確認を怠らないようにしてください。
1)【A】→【E】欄は全て思考連動します。欄前後の関係性をよく理解したうえで、正常な思考フローが実現するようレポート作成してください。
2)三大気づきの抽出分母となる気づき総数(レポート裏面)にこだわってください。充分量の気づきでしょうか。気づき総数が少ない場合、選ばれた三大気づきにはさしたる価値はありません。気づき目標は11ヶですが、目標とはなにがなんでもやりとげなければならない"最低限"の指標です。果たしてあなたは"最低限"の人でいいのでしょうか。目標をどれだけ上回ったかが、その人の価値です。継紙を有効活用してください。
3)イメージ欄(【E】欄)の精度は、支払われた賃金に見合うレベルのものでしょうか。研修時間は賃金対象の時間帯です。あなたの1日当たりの換算給与に相当するアウトプットであるかどうか自省してください。棒人間のような2~3歳児相当のイメージ描画でテキトーに片づけているとするなら、それは職務怠慢と言えましょう。
3. 学びの成果"追究シート"の作成、提出、発表(※必須)
■第1日程
作成時期 : 研修レポート作成完了日~05月29日(月)
提出納期 : 05月29日(月)
発表適期 : 本シート作成後の極力早い朝礼機会
■第2日程
作成時期 : 研修レポート作成完了日~06月06日(火)
提出納期 : 06月06日(火)
発表適期 : 本シート作成後の極力早い朝礼機会
※作成時期には2回の上長面談が含まれます。
①研修レポート作成後の報告を兼ねた上長面談
②本シート作成後の指導・アドバイス目的の上長面談
※提出先は以下に詳細があります。
※納期、提出先を厳守してください。
上記画像をクリックすると書式をダウンロードできます。但しダウンロード資料はPDF版です。ダウンロードしたらWord変換して編集が容易な状態にしてから利用してください。サイトのシステム上Word資料のダウンロード設定ができません。ご了承ください。PDF資料をWord変換できない場合は、Word版資料を研修事務局さまにメールで資料請求してください。
資料内の黄色部分が各自の編集対象エリアとなります。青色部分は補足説明です。作成要領の詳細は、青色部分の説明をご覧ください。
尚、提出用資料については、青色部分は削除、黄色部分は塗りつぶしを解除してください。提出は必ずシートをPDF化して、メール添付で実施してください。
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PDF化してメール添付で提出
TO:研修事務局・事務局指定のグループメンバー
CC:社長・専務・講師
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マインドセットコースならでは学習ですから、なににでも適用、応用できる学びであった筈です。従って観念的、抽象的、本質的な学びだったわけです。その学びから抽出された気づきに基づいて、よりよくなるための行動を展開していこうとするなら、行動展開へ向けて、それ相応の具体化が求められます。"改善行動"やその"目標設定"については、極力曖昧さを排除して、しかもそれぞれの決意に由来する気づきに純心たる思いで、上手に具体的な行動展開へとブレークダウンを行ってください。
尚、グループメンバーは、提出を受けたら直ちに相互フォローを開始してください。相互フォローはメールを利用してください。その際の宛先は以下の通りです。
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TO:グループメンバー全員
CC:研修事務局
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なんのためのフォローなのか。ブレのないように注意しながら実施してください。慰めるため、癒すため、同情するためのフォローではありません。自分がいい人間だと思われるため、好感を抱かれるため、カッコつけるためのフォローでもありません。学んで頂いた[動機付け論]の実践訓練としてのそれであり、もちろん企業における動機づけは、課せられた4つの役割と責任をより高レベルで果たしていこうとする方向に向けられたものでなくてはなりません。
長文である必要はありませんが、不用意なワードや言い回しを使用しないように細心の注意を払ってください。
例)難しいと思いますが/大変だとは思いますが/ハードルが高そうですが
上記は、難しから、大変だから、ハードルが高いから、「だからできなかった」という結論を導き出しやすくなります。つまり「できない」「やらない」ことへの誘導です。こうしたワードを使うことによって、相手は、4つの役割と責任を全うしようとする気力が萎えてしまいがちとなります。人間は弱い生きものであり、易き流されやすいだらしのない生きものです。ですからそうしたことを予見し、だからこそそうしたことが起こらないように、言葉を選んで投げかけていかなくてはなりません。愛を以て互いに真摯に向かい合いましょう。
またこの[動機付け]訓練としてのフォロー実践は、自分自身を動機付ける(セルフモチベーション)ための予行演習になります。なぜなら、自分自身を動機付けるには自分自身と対話をする、即ち内言が必要になるからです。セルフモチベーションのレベル向上に向けて、このフォロー([動機付け]訓練)機会を有効活用してください。上手な動機づけの対話方法をトレーニングしてください。
セルフモチベーションを有効化するためには、「頑張れ」「頑張れ」「負けるな」「負けるな」など、単語を繰り返すだけではダメです。こうした掛け声は、例えば運動会の競技などにおいて、競技者の一時的なエネルギー創出を最大化させるために行われるものです。いざという局面で、一時的にしか奏功しないことから、それは動機づけと呼ばれるものとは一線を画します。単なる応援です。
動機づけのためには、ベースにしっかりとした価値観と理屈があり、それに基づいて正しく言動することによって"その気"にさせていかなくてはなりません。繰り返しになりますが4つの役割と責任をより高次元で全うしていく方向に向けられて"その気"させるということです。
4. 定期的な実践報告と相互フォロー(※必須)
中間報告の内容 : 学びの成果"追究シート"に基づく改善行動や目標達成に向けた取り組み
中間報告の方法 : メール
フォロー実施期限: 中間報告を受けてから3通常営業日以内
フォローの方法 : メール
フォローの機会数: 学びの成果"追究シート"を初見してのフォローから数えて6回(凡そ半年間のフォロー)
より確かなフォローを導き出すため、中間報告の際は、極力、表(チェック表・行程表・管理表)やグラフなどの+αの資料を用いるべきです。貴社の事業実態について世界を広げる狙いもある訓練です。即ち[脱・固定観念][忌避・固定観念]のベースづくりでもあるのです。この機会に相互の仕事ワールドをしっかりと理解し合えるよう努めてください。また社長の言う"交流"機会を広げる確かな足掛かりをつかんでください。
場合によっては、相互に仕事場を行き来することもあるかも知れません。また業務時間外に食事をしながら談義をしたりすることも。このように、メールだけでは物足りなくなってくるようなら、交流も、世界を広げることも奏功するに違いありません。
上記、2.でも述べましたが、なんのためのフォローかをよくよく理解、噛みしめながら実施してください。人間は低きに流されやすい生きものです。
例)じょじょに…
上記、「じょじょに」「そのうち」「ゆっくりと」は行動の威力とスピードの鈍化を誘います。このような言葉は、やり過ぎや行き過ぎをたしなめるときに使用します。行動促進やトライの局面で、その成果を最大化しようとするときには不適切表現となります。
例)仕方がなかった…
仕方とは"やり方"のことです。「仕方がなかった」とは「他にやり方がなかった」という意味です。つまり「あなたが悪いのではない」という裏メッセージが発信されることになります。すると反省や改善点を見つけ出そうとする心的エネルギーは一気に縮退します。4つの役割と責任を高次元で全うさせようとする動機付けには不適切と言えるでしょう。「仕方がなかった」というフレーズは、相手を慰めるときに使うものです。慰め、いい人だと思われるためのフォローではありません。
例)抽象的であいまい、希望的観測が入り混じった文章
抽象的であいまいな文章や希望的観測が入り混じったは、即ち相手のことをよくわかっていない、或いは相手のことに関心がないという裏メッセージになります。これでは動機付けがかかるどころか、冷めます。萎えます。
5. Formsテストのリトライ(※任意だが推奨)
オリエンテーションセッションで実施した「"学びの前提部分"の振り返りテスト」は、第2日程が終了するまで、一時的に閉鎖しています。第2日程終了後に、改めて復習用の当該テストを作成し、そのURLを研修当日と同じ方法で皆さんにメール送信いたします。それ以降は1日24時間、好きな時にリトライが可能となります。高確率で100点が取得できるよう、繰り返し挑戦してください。
6. 振り返り学習(※任意だが推奨)
推奨実施時期:研修後すぐ~2023年8月31日(木)
人間は忘却の動物です。1日あたりの復習範囲を細分化して定め、毎日振り返り学習を行ってください。1回や2回、研修に参加したからといって、そうやすやすと人間は成長するものではありません。気づきを活かす思い切った行動や、既習事項を繰り返し精査してしっかりと概念化するなど、事後の熱心な取り組みが必要です。
どれだけ短い期間であったとしても、最低3ヶ月程度は学びをしっかりと振り返る期間を設定してください。気づきなおして、学びなおして、都度ブラッシュアップの伴う再概念化、そして「できる化」を進めていってください。
成長は、要はそうした具体的な取り組みを「やるか」「やらないか」にかかっています。気づきも、ひらめきも、「なるほど」「そうか」の感嘆詞も、すべからく成長のためのきっかけに過ぎません。自分自身と周囲の人々、そしてその先に存在する人間(じんかん)のよりよい成長、進化、発展のため、学びを止めないよう心してください。
もちろん還暦の講師自身、日々気づきなおし、学びなおし、行動を整えなし、概念と行動を進化させながら、成長の毎日にあります。共に成長いたしましょう。
以上